熱帯暴風雨「ノロ」は勢力を強め、北寄りに進路を変え始め、金曜から土曜にかけてハワイ島に接近する進路が予想されている。
ハワイ郡には引き続きハリケーン警報が発令され、今後48時間以内にハリケーンの影響を受ける可能性があることを示している。
米国国立ハリケーンセンターによると、木曜日午前5時時点でノロの中心はサウス・ポイントの南約285マイル、ホノルルの南南東約455マイルに位置し、時速2マイルのゆっくりとした速度で北へ進んでいた。
ノロの最大持続風速は時速60マイルに強まり、中心から半径90マイルの範囲に熱帯暴風雨の勢力の風が広がっている。
ノロは北から北東へゆっくり進み、金曜から土曜にかけてハワイ島に接近すると予想され、ハワイ島には大型ハリケーンとして接近する可能性もある。その後、土曜には急激に西へ進路を変える見込み。ただし、予報には依然として大きな不確実性があり、ノロがハワイ島にさらに接近する可能性もある。その場合、強風による被害の危険性が大幅に高まる。
想定される影響
風:ハリケーン警報が発令されている地域では、早ければ金曜夜からハリケーンの影響を受ける可能性がある。
ハワイ島では時速74マイル以上の風を伴うハリケーンの影響を受ける可能性があり、住民や訪問者は、カテゴリー1または2に相当する時速74~100マイルの生命を脅かす強風に備える必要がある。
雨:熱帯暴風雨ノロにより、ハワイ島では15~20インチの降雨量が予想され、最大で35インチに達する可能性がある。この雨により、特に急傾斜地で壊滅的な洪水や土砂崩れが発生するおそれがある。これには、8月にハリケーン「ララ」による洪水ですでに大きな被害を受けたハワイ島の地域も含まれる。
マウイ島では5~10インチ、最大で20インチの降雨量が予想されている。マウイ島全域で生命を脅かす洪水や土砂崩れが発生する可能性があり、特に標高の高い地域では注意が必要となる。
州内のその他の地域では、1~3インチ、最大で6インチの降雨量が予想され、局地的な洪水を引き起こす可能性がある。
高潮:危険な高潮と潮位が重なることで、通常は乾燥している沿岸部が、海岸線から内陸へ流れ込む水によって浸水する可能性がある。高潮のピークが満潮と重なった場合、ハワイ郡では地面から1~3フィートの高さまで水位が上昇する可能性がある。
気象警報:ハワイ郡にハリケーン警報が発令されている。
ホノルルの国立気象局予報事務所によると、ハワイ島とマウイ郡には、水曜12:00から土曜18:00までを対象とする洪水注意報が発令されている。
国立気象局とファースト・アラート・ウェザー・チームは、今から対策を開始し、大きな強風被害に備えるよう呼びかけている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ

