ハワイ州では2026年1月1日（木）より、州の最低賃金の引き上げが行われ、現在$14の最低賃金額が$16となる。

ハワイ州の最低賃金引き上げ措置は2022年5月に州議会によって承認され、2024年1月に$14となり、その後2026年1月1日に$16、2028年1月1日に$18と、段階的に引き上げられる予定となっていて、今回は引き上げ計画の3段階めとなる。

なお、2025年の州議会では法案115号が可決され、州の賃金・労働時間法に違反した雇用主に対し、最低500ドルの民事罰金が科されることを定めた法案115号が可決されており、ハワイ州労働産業関係局のジェイド・T・ブテイ局長は「州議会による段階的な最低賃金引き上げは、働く家族を支援し、ハワイの経済安定を促進することを目的としています。さらに法案115号が定める罰金は抑止力となり、賃金法を遵守するすべての雇用主にとって公平性を確保するのに役立ちます」とコメントしている。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ