ハワイ州運輸局は、米本土からハワイへ到着する国内線の一部で導入していた到着時の手続きを簡素化するパイロットプログラム「アカマイ・アライバル」を、すべてのハワイ到着の国内線に導入すると発表した。
デジタル化された農業申告書「アカマイ・アライバル」は、電子書類で植物や動物に関する検疫申告ができるというもので、シルビア・ルークハワイ州副知事は「すべての国内線でデジタル農業申告書にアクセスできるようになり、もう申告時に必要だったペンは必要ありません。申告は多言語対応でハワイ到着5日前から記入できます」とコメントしている。
州運輸局ではこのほか、空港ターミナルからレンタカーの集約拠点まで旅行者を運ぶ新しい電気バスの運行を開始予定としているほか、空港駐車場の空き状況や保安検査場の待ち時間などをオンラインで確認できる情報提供の拡充にも取り組んでいるとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ

