ハワイ州保健局は14日（火）、オアフ島で発生した鳥インフルエンザの疑いのある症例に関する調査を行っていると発表した。ハワイ州では2024年11月に同州初となるH5N1型鳥インフルエンザAが確認されている。

当局によると、鳥インフルエンザへの感染が疑われているのは、ハワイ大学の学生によって発見され、ハワイ野生生物センターに持ち込まれた病気のアヒルで、当局で鳥インフルエンザに関する予備検査を実施したものの、鳥インフルエンザ陽性との確証が出なかったため、このアヒルが家禽や野鳥に非常に感染力の高いH5N1型インフルエンザAに感染しているかどうかを判断するため、国立獣医研究所に検査を要請し、その結果を待っている状況であるとしている。

なお、国立獣医研究所の検査結果が出るのは今後1～2週間で、当局では、現時点でハワイの人々が高病原性鳥インフルエンザに罹患する可能性は低いとしている。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ