ハワイ州運輸局は、オアフ島ダウンタウンにあるアロハタワー・マーケットプレイス近くに停泊中の帆船「フォールズ・オブ・クライド号」の撤去を決定。フロリダ州に拠点を置く海事技術コンサルティング会社のシップライト社に撤去作業を発注したと発表。7月21日(月)より撤去作業が開始される見込みとなっている。
当局によると、フォールズ・オブ・クライド号はホノルル港から真南12マイル以上の深海域での海洋投棄が予定されており、シップライト社が21日(月)より、残骸の撤去と船体区画隔壁の防水性能の回復作業などに着手。その後、8月から11月にかけて構造補強工事などが施され、最終的に11月下旬に曳航・処分される予定となっている。
146年前に建造されたフォールズ・オブ・クライド号は、2008年からホノルル港に係留され、かつてはハワイ海洋センターの博物館船として利用されていた。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ