当局が薬物過剰摂取による死亡者数の増加に警鐘

2025.07.18

日刊ローカルニュース

ホノルル検視局では、州内で違法薬物過剰摂取による死亡者数が急増しているとして、市民に対して警告を発している。

当局によると、オアフ島では2025年に入ってから、睡眠導入剤の一種であるブロマゾラムを含む危険薬物が含まれた複合薬の過剰摂取による死亡が5件発生。オアフ島では、ブロマゾラムを含む危険薬物が含まれた複合薬が死亡原因とみられる事案の発生件数は、昨年はゼロ、2021年は1件、2022年と2023年にはそれぞれ2件のみで、今年上半期のみで同薬物による死亡者数が5人になっていることをうけ、ハワイ州薬物乱用防止対策局では警戒を強めている。

ホノルル救急サービス局長のジェームズ・アイルランド氏も「違法薬物として知られているオピオイドと異なり、ブロマゾラムが含まれた違法薬物の過剰摂取の患者には対して、オピオイドの拮抗薬であるナルカンやナロキソンンなどは、効果がありません」とコメントするとともに、とくにブロマゾラムをはほかの薬物と混ぜて使用されるため、使用者はそれが混入されていることに気付かない可能性があるとして、注意を呼び掛けている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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