ハワイ州公益事業委員会は、ハワイ大手輸送会社のヤングブラザーズ社が提出していた輸送コストの値上げ案を承認。7月1日(火)~12月31日(水)まで、一時的に同社を利用する際の輸送費の値上げが行われることとなった。
今回の一時的な輸送費の値上げによって、ヤングブラザー社では海運料金を18.1%アップ。同社は一時的な値上げに関し、2020年の水準から輸送費の日着替えが行われなかった場合、今年は1,780万ドルの損失が出るとし「前回の料金改定から5年が経過した今、将来の存続可能性と信頼できるサービスを提供し続ける能力を保つために、さらなる値上げを延期する余裕はありません。この一時的な値上げは、我々の財政を安定させ、我々が直面しているさまざまな重圧を和らげるための重要な生命線となっています」とコメントしている。
同社はこのほか、島内の農産物の割引率を、コンテナ積載量未満の貨物については32%、コンテナ積載量直積貨物については37%に引き上げるとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ