マウイ郡当局は、ラハイナ地区での大規模火災後、約3年間にわたって商業活動のみに制限されていたラハイナ港の北端と南端への一般アクセスを再開。24日(土)より、大規模火災後初めて、サーファー、海水浴客、そして非営利目的の漁師がラハイナ港への立ち入りを許可されている。
マウイ郡のビッセン郡長は「地域住民の皆様は、何世代にもわたって親しまれているレクリエーションスポットであるこの地域へ立ち入りを待ち望んでいました。この地域の瓦礫撤去などの作業が完了した今、限定的な海岸線へのアクセスを再開できることを大変嬉しく思います。野生動物や砂が海岸線に戻り、サーファーや海水浴客も戻ってこられるようになったことは、私たちに希望を与えてくれます」とコメントしている。
なお、当局では、ボールドウィン・ホーム側の駐車場とフロント・ストリート500番地側の駐車場が利用できるものの、バリケードやフェンスで囲まれた区域や私有地への立ち入りやバリケード沿いの駐車は禁止されているほか、そのほかにも引き続き立ち入り制限のある地区があるとして、訪問者に対して理解と協力を呼び掛けている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ