米テレビ局のFOXは、オアフ島ノースショアのライフガードたちによる人命救助をテーマにしたドラマ「レスキュー・ハイ・サーフ(Rescue: HI-surf)」を、1シーズンで打ち切ると発表した。
関係者は番組制作打ち切りの決定に関し、税制優遇措置の影響があると指摘。現在、オアフ島で撮影された作品には22%、近隣の島々で撮影された作品には27%の税額控除が適用されているものの、州議会会期中に議員たちはこの優遇措置を引き上げ、ハワイ諸島を国内のほかの人気撮影地と同等の水準にする法案を延期するなどしており、ハワイ諸島で大規模な作品が撮影されるまでにはしばらく時間がかかる可能性があるのではないかとみられている。
なお、米CBSのドラマ「NCIS:ハワイ」や「マグナムP.I.」など、ハワイを舞台にした人気番組の多くはすでに終了となっており、今回の「レスキュー・ハイ・サーフ」の打ち切りにより、20年ぶりにハワイを舞台にした番組が撮影されないこととなる。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ