ハワイ島ヒロで鳥インフルエンザを検出

2024.12.14

日刊ローカルニュース

ハワイ州保健局は、ハワイ島ヒロ地区にある下水処理場でH5型鳥インフルエンザを検出したと発表した。ハワイ州ではすでにオアフ島でH5型鳥インフルエンザが検出されているものの、オアフ島以外の島でH5型鳥インフルエンザが検出されるのは初となる。

保健局の職員によると、今回ウイルスが検出された下水サンプルは12月2日にヒロ下水処理場で採取されたもので、現時点ではオアフ島で発見されたH5N1型の高病原性鳥インフルエンザと同等か否かは判断できないとしている。

ハワイ郡の職員は下水処理場で鳥インフルエンザが検出されたことに関し「下水処理場は多くの湿地帯の近くにあり、周辺にはハワイの固有種である貴重な野鳥のネネやその地域によくいる鳥がたくさん生息しており、とても不安に感じています」とコメント。現在、州保健局と協力してヒロの下水処理場での検査を週2回に倍増させるなどして警戒態勢を敷いているとしている。

なお、当局は現時点でハワイの人々が高病原性鳥インフルエンザに罹患する可能性は低いほか、米国本土での高病原性鳥インフルエンザへの人の感染は、感染した動物と密接な接触のある労働者の間でほぼ独占的に報告されており、今後も高病原性鳥インフルエンザに対するリスクは低いままであるとしてつつ、裏庭などの敷地内で鳥を飼っている市民などに対し、保護具なしで病気または死亡した鳥、家畜、野生動物に触れないことや、家禽、家畜、野鳥などの病気や死亡が確認された際には、獣医師などに報告するよう呼び掛けている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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