オアフ島中央部で鳥への鳥インフル感染を確認

2024.11.17

日刊ローカルニュース

ハワイ州農務局は15日(金)、オアフ島中央部に生息している鳥から高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)が検出されたと発表した。

当局によると11月12日(火)に、オアフ島中央部にあるワヒアワ下水処理場の管轄区域内で生息していた少なくとも10羽の鳥が死んだという報告を受け、獣医が鳥の検死を行ったほか、採取されたサンプルをハワイ州保健局や家畜疾病の診断機関である国家獣医学研究の両方に送付。15日(金)に死亡した鳥から高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)が検出されたとしている。

なお、死亡が確認された鳥は、アヒル、ガチョウ、シマウマバトなどが含まれており、当局では同敷地内にいた鳥から鳥インフルエンザが確認されたことを受け、敷地内の検疫命令を発令。敷地内のすべての鳥を殺処分し、敷地内を清掃および消毒することを義務付けている。

当局では、現時点で高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)の感染経路等は不明としているものの、今回検出されたウイルスは、米国本土で乳牛や家禽に感染したウイルスの系統と一致しているとしている。

当局は、現時点でハワイの人々が高病原性鳥インフルエンザに罹患する可能性は低いほか、米国本土での高病原性鳥インフルエンザへの人の感染は、感染した動物と密接な接触のある労働者の間でほぼ独占的に報告されているとして、市民に対し、今後も高病原性鳥インフルエンザに対するリスクは低いままであるとしてつつ、保護具なしで病気または死亡した鳥、家畜、野生動物に触れないことや、家禽、家畜、野鳥などの病気や死亡が確認された際には、獣医師などに報告するよう呼び掛けている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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