米国地質調査所は20日(金)、ハワイ島キラウエア山の噴火活動が停止したようだと発表した。キラウエア山では15日(日)にナパウ火口のすぐ西側にある東側中央部のリフトゾーンの遠隔地で噴火がスタート。その後、一時活動が停止したものの、16日(月)18:00ごろより再び噴火が始まっていた。
当局によると、19日(木)21:00ころより東側中央部のリフトゾーンの溶岩流が地殻化し、数時間後の20日(金)2:30より溶岩流の量が激減。その後、8:30頃より西側の亀裂の1つから小さな噴水と溶岩流が噴出したとことが確認されたものの、10:00までに溶岩流の流出が収まったとしている。
なお、当局関係者は、20日(金)午前中に噴火活動の停止が確認されてはいるものの、今後、再び噴火活動が再開する可能性があるとして、キラウエアの火山警戒レベルをオレンジ色の「警戒」に据え置き、引き続き火山活動の状態を注視するとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ