マウイ郡当局は29日（金）、ラハイナでの火災での行方不明者数は12名で、先週の12名からさらに少なくなったと発表した。

当局によると、行方不明者数が先週より少なくなったのは、犠牲者の身元特定作業が続いているためとしている。また同時に、現時点で死亡が確認されているのは97名で、そのうち身元判明しているのは91名で、その多くがDNA検査によって身元の判明に至ったとしている。

当局では、数週間をかけて行方不明者のリストを、災害直後の数千人から数百人、そして数十人へと絞り込むことに成功。マウイ警察署長のジョン・ペルティエ氏は、ラハイナの町を破壊した壊滅的な火災の犠牲者全員が正式に特定されることを期待しているとコメントするとともに、市民に対し、行方不明となっているものの、当局の行方不明者リストに掲載されていない人を知っている場合には、直ちに警察に連絡し、正式な報告書を提出するとともに、身元確認に役立つDNAを提出するよう呼び掛けている。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ