米国科学財団は3日(木)、ハワイ島マウナケア山頂にある望遠鏡に対するサイバー攻撃未遂が確認されたとしてい、望遠鏡の運用を一時停止したと発表した。
当局によると、今回サイバー攻撃の対象となったのは、マウナケア山頂にあるジェミニノースと呼ばれている望遠鏡で、サイバー攻撃未遂確認後、直ちに運用を停止。同時に、南米チリにあるジェミニサウスと呼ばれている望遠鏡の運用も一時停止したとしている。
なお、2つの望遠鏡は現在、当局のITチームがサイバー攻撃に関する調査を行うとともに復旧計画を策定中で、望遠鏡の運用が再開されるまでは、両方の望遠鏡での天体観測は中止されるほか、カレンダーや電子メールなど、他のコンピューター機能にも影響が出る可能性がある。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ