ホノルル市当局は、オアフ島の鉄道システム「スカイライン」で実施していた無料乗車キャンペーン終了初日となった5日(水)の乗車数が1,245名だったと発表した。スカイラインは、5日(水)より有料運行がスタートしている。
当局関係者によると、電車の無料乗車キャンペーン最終日の4日(火)には、18,108名が電車を利用したものの、その大半が電車の乗り心地などを楽しむことを目的とした利用者だったとみられており、市交通サービス局の責任者、ロジャー・モートン氏は「もう少し多くの人に電車を利用してもらいたいです」と話すとともに、年末までに鉄道の利用者数を1日当たり8,000人から10,000人にしたいとの目標を掲げており、今後、鉄道沿線にウェスト・オアフ大学とリーワード・コミュニティー・カレッジがあることなどから、来月、学校が始まると利用者が増えるのではないかと期待しているとコメントしている。
なお、電車の乗車賃は、大人が片道$3となっており、水曜日に鉄道を利用した1,245 名の乗客がそれぞれ大人の片道運賃である$3を支払っていた場合、市の収入は1日で$3,753となっている。
参考:KITV4