7年後にハナウマ湾の砂浜の90%が水没する可能性が浮上

2023.05.14

日刊ローカルニュース

ハワイ大学の新たな研究で、気候変動と海面上昇などによって、オアフ島の人気観光スポットのひとつであるハナウマ湾の砂浜の90%が7年後には水没してしまう可能性があることが明らかになった。

ハワイ大学マノア海洋生物学研究所の研究者は今回、ハナウマ湾の5年間評価を実施。その評価によると、2030年の満潮時にはハナウマ湾の砂浜の88%が水中に沈む可能性があると予測。近い将来、高潮の日にはビーチを一時閉鎖したり、ビーチの利用者を制限するなどの対策を取る必要があるかもしれないとしている。また、ハワイ海洋生物学研究所のサンゴ礁生態学の研究者であるクーレイ・ロジャース氏は「ハワイ州は、気候変動の影響を最も懸念し、行動を開始する必要がある州だ」とコメントしている。

なお、当局では、新型コロナウイルスのパンデミックの影響でハナウマ湾を約9カ月にわたって閉鎖。閉鎖解除後も、ハナウマ湾は週に2回の休園日が設定されているほか、予約システムを導入して1日の入場者数を制限するなど、環境保全に関して取り組みを行っている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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