ハワイ州のグリーン州知事は、ホームレス問題解決の一案として、ホームレスの人々の生活再建を目的とした極小住宅「タイニーホーム」の導入を検討。早ければ今夏にもオアフ島ダウンタウンの州議事堂近くにタイニーホームが建設される可能性が浮上している。

グリーン州知事は、タイニーホームを建設する正確な場所はまだ特定されていないとしているものの、オアフ島ダウンタウンのクイーンズメディカルセンターの向かいにある教育省の建物の前の芝生が検討中の場所の1つで、この場所にタイニーホームを数件設置することで、近隣にある州立図書館とイオラニ宮殿周辺の路上でキャンプをしている人々の一部を一時的に収容することができるとコメント。

また州知事は、今回設置を検討しているタイニーホームは恒久的な住宅ではなく、4軒から10軒ほどの住宅スペースのほか、ソーシャルワーカーやヘルスケアコーディネーターのための小さなスペースやバスルームを併設し、路上生活している人々を一時的に救済し、新たに生活できる住居へ移動するためのステップとなる場所にしたいとしている。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ