ハワイ火山観測所は7日（火）、火山活動が続いているハワイ島のキラウエア山に関し、山頂での噴火活動が一時停止したようだと発表した。キラウエア山は約1カ月の火山活動の休止を経て、1月5日より噴火活動が再開していた。

火山観測所によると、キラウエア山のハレマウマウ火口内での溶岩流の流出が停止しており、7日（火）の時点で火口内で活発な溶岩流の活動は確認されていないとしている。

なお、専門家は今回の噴火活動の一時停止について、地盤が数時間から数日にわたって膨張してマグマ溜まりの地下の圧力が低下して噴火活動が弱まったとの見方を示し、キラウエア山ではよく見られる現象であるとしている。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ