ハワイ州の貧困率が上昇

2022.12.07

日刊ローカルニュース

非営利団体のアロハ・ユナイテッド・ウェイが発表した最新の調査結果で、ハワイ州内で住居、食料、衣料などの基本的なニーズを満たすのに苦労している世帯の数が急増していることが明らかになった。

今回発表されたデータは、連邦政府が定める貧困レベルを超える収入を得ているため、家賃の軽減やチャイルドケアプログラム、フードスタンプなどの各種の生活保護対象の貧困には当てはまらないものの、一般的な生活レベルを保つことが難しい世帯数を割り出した「ALICE (Asset Limited, Income Constrained, Employed)」と呼ばれる報告書を基に算出。ハワイ州内で年収が$75,000以下の世帯数は2018年より2%増の44%となっているほか、州内で貧困状態にある人の数は、2018年の9%から2022年には15%に急増しており、アロハ・ユナイテッド・ウェイの関係者は、州内で20万人以上が貧困レベル以下で生活している状況であると指摘している。

なお、同調査結果では、ハワイ島の貧困率が17%と州内で最も高く、反対にカウアイ島は14%と最も低かったほか、民族別では、ハワイ先住民の貧困率が27%ともっとも高いことも明らかになっている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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