汚染水問題で100名以上が米政府を提訴

2022.11.11

日刊ローカルニュース

オアフ島レッドヒル地区周辺で発生した汚染水問題で、100名以上の市民が汚染水によって健康被害を受けたとして米政府を相手取った訴訟に参加したことが明らかになった。

汚染水問題に関する訴訟では、今夏に行われた最初の提訴時の原告の人数は10数名だったものの、今回、100名以上が新たに参加。原告側は汚染水によって、肉体的な苦痛に加え、精神的苦痛、感情的苦痛、逸失利益などの被害を受けたと主張している。

なお、9月に行われた調査では、昨年11月の汚染水危機の後、約9,700世帯の水道水にジェット燃料が混入している可能性があることが判明しているほか、CDCの新しい調査では、レッドヒルの燃料流出事故による影響を受けた人々に疲労から痙攣まで多岐にわたる健康上の症状がみられ、約41%が既存疾患の悪化、31%が新たな症状が出ているとしたほか、25%が既往症のない新たな健康問題との診断を受けており、健康状態が悪化しているとの報告も行われている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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