UH（ハワイ大学）が、諸経費が軒並み値上げとなっていることなどをうけ、学部生と法学部の学費の引き上げを検討していることが明らかになった。

UH側によると、今年度のエネルギー費の負担額が1,300万ドルほどになるほか、その後、毎年200万ドル増となると試算されており、エネルギー費の負担増などを受けて学費の引き上げが必要であると主張。2025～26年度に2％、26～27年度にさらに2％の学費の引き上げを行い、値上げ分は学生アシスタントや教育補助員、キャリアサービス支援に充てられるとしている。

UH関係者は、UHの学費は2016年度より変更されておらず、最近のインフレ率が約8%となっていることなどから学費の引き上げは必要であるとしているほか、学生からも生活費の高騰を考えると学費の引き上げは理解できるとの声も上がっている。

なお、UH側は今春にも学費の引き上げに関して一般からの意見を求める場を設ける予定であるとしている。

参考：KITV4