ハワイ州と連邦当局は19日(金)、オアフ島ワイキキのカイマナビーチで誕生し、ビーチで生活していたハワイアンモンクシールの「コアラニ」の移送作業を行った。
「コアラニ」は、7月9日にワイキキで誕生後、母親のロッキーとともに生活していたものの、ワイキキは人間が多く、より自然の多い場所で生育することが望ましいため、離乳後、人気が少ない島内の別の場所へ移すことが決定していた。
コアラニの移送は、授乳期間が終了したのにあわせて実施されており、関係者は「今週に入り、ロッキーとコアラニが離れて過ごしていることが確認され、授乳期間が終了し、巣立ちの時が来たと判断しました」とコメントしている。
なお、当局では、今後もコアラニのモニタリングが行われるとしているものの、コアラニの移送場所に関する詳細は明らかにされていない。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ