ワイキキのモンクシール母子周辺の50ヤードを閉鎖

2022.08.04

日刊ローカルニュース

ハワイ州当局は3日(水)、ワイキキのカイマナビーチで過ごしているハワイアンモンクシールの母子の安全確保のため、母子が過ごしている場所の周辺50ヤードを一時閉鎖とすると発表した。

カイマナビーチで過ごしているのは、Rocky(ロッキー)という名前で認識されているハワイアンモンクシールとその子どもで、今後3週間以内に離乳してビーチでの子育てが終了するとみられているものの、当局では、絶滅危惧種であるモンクシールの保護と、ビーチを利用する市民の安全確保のため、今後、一時的にモンクシール母子周辺を一時閉鎖とし、警察官が24時間体制で見守りを行うとしている。

カイマナビーチでは先月24日(日)、沖合にいた女性がロッキーに襲われ負傷する事故が発生しており、当局関係者は「子どもの誕生以来、職員やボランティアなどで状況を見守り、看板を設置したりして安全確保に努めてきたものの、モンクシールに接近する人を阻止することができず、危険な状況を作り出しています」とコメント。モンクシールと市民の双方の安全確保のためにも、より厳格な制限が必要であるとしている。

なお、ロッキーと子どもは、子どもの離乳後にはそれぞれカイマナビーチから離れた別の場所に移動して生活をするため、人間との遭遇の確率は減少するとみられている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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