コナ便など日本からの定期便が増加

2022.08.03

日刊ローカルニュース

8月に入り、ハワイと日本を結ぶ定期便の運航数が増加しており、観光業界では日本からの訪問者数の増加に期待が高まっているものの、専門家は日本からの訪問者の増加スピードが当初の予想よりも若干遅くなっているとしている。

UHEROの経済学者であるカール・ボーナム氏は、新型コロナウイルスのパンデミック前は、ハワイを訪れる日本人観光客は入国者数の20%近くを占め、州の観光収入の約25億ドルにもなっていたものの、今年7月にハワイを訪れた人約85万人のうち、日本からの旅行者はぜんたいの4%の3万人だったとし、日本からの訪問者は増加傾向にあるものの、今後、我々が予想しているようなスピードで増加するかは不透明であるとしている。

ボーナム氏は、日本からの訪問者数の伸びが予想よりも低くなる可能性として、経済的な不安と日本円に対するドルの価値の急上昇が反発を招いている可能性を指摘。「日本からの旅行者は、円安でハワイでのバケーションを楽しむために、これまで使っていた金額よりもかなり高い金額を使わなければならなくなっています」とコメントしている。

ただし同氏は、今月に入り日本航空が日本=コナ便を再開したほか、ハワイアン航空も羽田=ホノルル線と成田=ホノルル線を毎日運航しており、日本からの需要は高まっていると指摘。今後、日本側が海外からの渡航者の受け入れ規制を緩和した場合には、より多くの旅行者が日本とハワイ間の旅行を楽しむようになるのではないかとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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