モンクシールに接近した女性が負傷

2022.07.25

日刊ローカルニュース

オアフ島ワイキキのカイマナビーチで24日(日)、絶滅危惧種であるハワイアンモンクシールに女性が襲われ負傷する事故が発生した。

当局によると、女性が負傷したのは、子育て中のハワイアンモンクシールの母子がいるカイマナビーチの沖合約20~25フィートの場所で、目撃者のひとりは「母親ハワイアンモンクシールのRocky(ロッキー)が、沖合を泳いでいる女性に突進する姿が見え、悲鳴が聞こえました。カヤックに乗った人が救出に向かわなかったら、この女性は窒息していたかもしれません。ロッキーは、ただ大切な子どもも守ろうとしただけでしょう」とコメントしている。

カイマナビーチでは、7月初旬に「ロッキー」が出産後、絶滅危惧種のモンクシールの母子を保護するため、当局が海岸線に標識とロープの境界線などを設置。周辺への一般の立ち入りができないよう配慮するとともに、市民に対し、出産直後で子育て中の野生動物は通常と比較しても攻撃的になりやすいため、モンクシールと市民の安全のためにも離れた場所から見守ってほしいと呼びかけている。

なお、今回負傷した女性の怪我の状態などの詳しい詳細は明らかになっていないものの、当局関係者によると、この女性は以前も同ビーチでハワイアンモンクシールに接近しないように警告を受けていたことが明らかになっている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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