ホノルル港で生きたスカンクを捕獲

2022.06.24

日刊ローカルニュース

ハワイ州当局は、オアフ島のホノルル港で22日(水)、ハワイ州への持ち込みが禁止されているスカンクを捕獲したと発表した。

当局によると、22日(水)にホノルル港のピア1のドック付近で、港湾作業員がスカンクを発見。漁網を使って捕獲し、当局に届け出を行ったとしている。今回捕獲された雄のスカンクは、ピア1に21日(火)の朝に到着したカナダ、メキシコ、米国などの港から貨物を運んできたコンテナ船でハワイへ到着したとみられており、当局ではほかにもスカンクがいる可能性があるとして、ピア1周辺に罠を配備して警戒を続けている。

スカンクは、全米で狂犬病を持つ4種の主要な野生保菌種の1つとして認識されており、州当局ではスカンクの州内への持ち込みを厳しく制限。今回捕獲されたスカンクも捕獲後に検疫病検査が実施されている。

なお、ホノルル港のピア1では、昨年の1月と7月と2018年2月にもスカンクが捕獲されているほか、近年、マウイ島で2頭のスカンクが捕獲されているものの、いずれのスカンクも狂犬病検査では陰性だった。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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