犯罪者に対する保釈金免除制度の導入を検討

2022.05.05

日刊ローカルニュース

ハワイ州議会では、特定の犯罪を犯した者が保釈金なしで拘留を免れることを認める法案を可決。非暴力犯罪に対する罰則が大幅に軽減される可能性が浮上している。

州議会で今回可決された「現金保釈改革法案」と呼ばれる法案では、C級重罪や器物損壊、万引き、窃盗など、暴力的でないとされた犯罪で逮捕された人を、保釈金の支払いをせずに釈放し、拘留を免除するというもので、同案を支持しているスコット・サイキ下院議長は「市民の安全に対する懸念があることは承知しているが、この法案では、保釈金なしで釈放された者を裁判所が引き続き監督することを求めており、拘留される犯罪者の数を減らすことで、刑務所の過密状態を解消することにもつながる」としている。

いっぽう、45年間にわたってホノルル警察で勤務していたジョン・マッカーシー元副署長は、保釈金を支払わずに釈放して拘留を免除することは、本質的に無料で刑務所から出所できるようなものであると指摘。一般市民はすでに軽犯罪の常習犯から多大な被害を受けており、この法案の可決でさらに犯罪が増加するだろうとしたほか、逮捕してもすぐに拘留から解かれることになれば、任務にあたる警察官の士気の低下にもつながるとしている。

なお、同案は今後、州知事による承認と署名を得た場合、本格施行となる可能性がある。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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