ホノルル市長が住宅地でのバケレン禁止案に署名

2022.04.28

日刊ローカルニュース

ホノルル市のブランジアーディ市長は26日(火)、オアフ島内にある住宅地での短期のバケーションレンタルを禁止することを定めた法案41条を承認し署名を行った。同案は、法案に署名した180日後に施行されることとなる。

今回、ブランジアーディ市長が署名した法案41条では、オアフ島のコオリナ、タートルベイ、マカハ、ワイキキの一部などの特定の地域でのみ短期バケーションレンタルを許可し、短期レンタルの定義を現在の30日以内から180日以内に変更するほか、現在30日となっている住宅地での賃貸期間を90日に変更。さらに、違反を取り締まる執行チームを設置するとともに、違反者に対する罰金を1日最大1,000ドルまで引き上げるとしている。また、特定の地域でのバケーションレンタル向けの路上駐車の撤廃も含まれている。

オアフ島には1万から1万4千の短期レンタル物件があると試算されており、観光関係者は、違法レンタル問題が新法案の施行によって規制されることになるとして、同案を支持していた。いっぽう、オアフ島内の賃貸住宅の所有者からは同案に対して、合法的なバケーションレンタル事業を破壊し、住宅の供給量を増やすどころか減少させるものであるとして反発していた。

ブランジアーディ市長は同案について、短期の違法バケーションレンタル物件に滞在する旅行者の数が、近隣に一般市民の生活に過度の圧迫を与えているため、同法案は必要だと考えているとの見解を示している。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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