オアフ島アラワイ運河で2日(土)、アラワイ運河の水質改善を目的としたアラワイ・プロジェクトの一環として、数百人の市民が「元気玉」を投入するイベントが行われた。
今回、アラワイ運河に投入された「元気玉」は、微生物や植物等の生物が持つ化学物質の分解能力、蓄積能力などを利用して土壌や地下水等の汚染浄化を図る技術であるバイオレメディエーションで生み出されたもので、アラワイ・プロジェクトのテクニカル・コーディネーターであるナゴ氏は「基本的に元気玉はすべて有益な微生物でできています。米国農務省では、健康な土には小さじ1杯で10億個の細菌がいるしており、元気玉1球で33億〜330億個の善玉菌がいることになります」とコメント。7年後にアラワイ運河を釣りや泳ぎができる環境にすることが目標であるとしている。
なお、アラワイ・プロジェクトでは、同プロジェクトの支援者を募集中で、支援者は$5の寄付金で元気玉の作成をサポートすることが可能となっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ