22カ月ぶりにマウイ島にクルーズ船が入港

2022.01.13

日刊ローカルニュース

マウイ島のカフルイ港に12日(水)、約22カ月ぶりにクルーズ船が入港した。

今回入港したのは、乗員乗客約2,000名が乗船しているグランド・プリンセス号で、州当局は、現在船内で新型コロナウイルスで陽性となっている乗客がいることは把握しているものの、クルーズ会社側は感染者数などの詳細はCDC(米国疾病予防管理センター)に報告するとして、州当局に対して具体的な感染者数は明らかにしていない。

クルーズ船の乗客は船内での感染拡大防止策について「私は検査では陰性だったのですが、濃厚接触者となったために船内の一室で5日間隔離となりました。隔離に際には徹底的な消毒も行われ、クルーズ会社は衛生面に関して最大限のことをやっていると思います」とコメント。別の乗客も「乗船前に検査、乗船後もハワイに着く前に再度検査をしています」と語ったほか、ある乗客は「船の安全性は保たれていて、船内ではみんなマスクをしているし、老人ホームにいるより安全だと思います」とコメントしている。

いっぽう、マウイ島の在住者はクルーズ船の入港が再開されたことについて「あんなに大勢の人を乗せ、居住者の感染の確立を上げる可能性を生むなんてクルーズ会社は無責任です。ここで育ったので、観光業に頼っているのは知っています。しかし、その代償は何なのでしょう」とコメント。クルーズ船の入港再開に懐疑的な見方を示した。

なお、クルーズ会社側は、船内での感染拡大防止策として、乗客の数を減らしたり、予防接種と検査を義務付けるなど、様々な安全対策をとっているとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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