マウイ郡のビクトリーノ郡長は29日(水)、2022年1月1日(土)よりマウイ郡で施行開始となっていた使い捨てプラスチック容器の使用規制案を、3カ月間延期すると発表した。
ビクトリーノ郡長は、同案の施行開始時期の延期について、サプライチェーンの混乱により、企業が新条例に対応するために準備していた堆肥化可能な代替品の出荷が遅れているためとコメント。条例の施行を延期することで、企業が罰則を受けることなく新法に準拠するための時間を確保できるとしている。
マウイ郡で導入が予定されている使い捨てプラスチック容器の使用規制案では、皿、トレイ、ボウル、カップ、ヒンジ付き容器など、プラスチック製の使い捨て飲食用容器・器具の販売、使用、提供を禁止しているほか、フォーク、ナイフ、スプーン、ストロー、発泡スチロール製の保冷剤も禁止対象となっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ