ハワイ諸島各地では5日(日)、上空に停滞している低気圧の影響により、強風と大雨による被害が多発。気象庁では今回の低気圧を 「異常に強い低気圧」であるとして、警戒を強めている。
オアフ島ワイキキでは5日(日)、大雨によって道路が冠水する被害が発生したほか、マウイ島のカフルイ空港では悪天候が原因で停電が発生し、機内にいた乗客が、空港施設内の予備発電機が作動するまで、数時間機内で過ごすことになった。また、6日(月)の朝の時点で、オアフ島のカイルア地区からハレイワ地区間の数千世帯が停電となっている。
なお、オアフ島では7日(火)まで、カウアイ島では8日(水)まで悪天候による被害が発生する可能性が高いと予想されており、イゲ州知事は市民に対し、大雨と強風による大規模な洪水や地滑り、道路の閉鎖のほか、家屋への被害の発生の可能性などに備えるよう住民に呼びかけている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ