ハワイ不動産協会が発表した最新の調査結果で、今年9月中にオアフ島内で売買された一戸建て住宅の中間価格がさらに上昇していることが明らかになった。
最新の調査結果によると、9月中にオアフ島内で売買された一戸建て住宅の中間価格は、$1,050,000を記録。コンドミニアム物件の中間価格も$480,000となっているほか、市場で取引された一戸建ての63%、コンドミニアムの40%が希望価格以上の価格で売買が成立している。
不動産関係者のひとりは「住宅を購入したいと思い、高額の頭金を提示するなど、売主に選んでもらえるようにできる限りの対策を取りましたが、結局、希望する住宅を購入することはできませんでした」とコメント。自身の不動産購入の経験を通して、投資家が住宅価格を吊り上げて、一般市民を楽園から追い出そうとしているような気分にさえなったとして、住宅価格の高騰は、ハワイで住宅を購入したいと希望する多くの市民の不満の増加にもつながっているとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ