イルカへの接近制限規制がスタート

2021.09.29

日刊ローカルニュース

米海洋大気庁(NOAA)は28日(水)、ハワイ諸島沖に生息しているハシナガイルカ(spinner dolphin)に対する接近制限規制を導入すると発表した。

今回、NOAAが導入する新規制は、海洋哺乳類保護法に基づいて設定されているもので、今後、ハワイ諸島の海岸から2海里(4km)以内にいるハシナガイルカと一緒に泳いだり、50ヤード(46m)以内に近づくことを禁止。このルールは、ボート、カヌー、スタンドアップパドルボード、ドローンなどにも適用される。

NOAAはこのほかにも、ハシナガイルカの日中の生息地とされるハワイ島とマウイ島の特定地域内を、6:00~15:00に立ち入り禁止とする新規制の導入も提案している。

ハワイには、イルカと一緒の泳ぐことができることを売り物としたボートツアーなどを催行している会社があるものの、ハシナガイルカは夜に沖合で狩りをする性質があり、NOAAでは、日中は、海岸近くのエリアを利用して、子育てをしたり、捕食者から身を隠して夜の狩りに備えて休息をとるなどしているため、今回の新規制は夜行性のハシナガイルカの保護のために必要な措置であるとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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