ハワイ州当局は10日(金)より、新型コロナウイルスワクチンの接種記録を証明できるハワイ居住者向け新アプリ「スマート・ヘルスケア・カード」の運用を開始している。
10日(金)よりスタートしている「スマート・ヘルスケア・カード」は、アプリ利用希望者が、ハワイ州で接種した新型コロナウイルスワクチンの接種カードをウエブサイトにアップロード。同時に、ワクチン接種日や接種場所、ワクチンのロット番号などの情報を入力し、州保健局の記録から入力情報が確認されると、レストラン、バー、ジムなどの企業で表示できる一意のQRコードが取得できるというもので、州がすでに導入しているセーフ・トラベル・プログラムのウエブサイトより登録が可能となっている。
なお、ハワイ州では、9月13日(月)より、オアフ島でワクチンパスポートの試験導入がスタートするほか、15日(水)からはマウイ郡でも30日間のワクチンパスポートプログラムが始動予定となっており、当局では、アプリでワクチン接種の証明できるようになることで、紙のワクチン接種証明書を持ち歩く必要がなくなるとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ