ハワイ州のマーク E レクテンウォルド最高裁判所長官は16日(月)、州内での新型コロナウイルス感染者の増加を受け、州内で行われる陪審員裁判の実施を10月4日まで延期すると発表した。
レクテンウォルド裁判所長官は「記録的な数の陽性症例と入院者数の増加が確認されており、裁判所の利用者と職員などを保護するため、追加の予防措置として司法施設に集う人の人数を制限することが必要との決断に至りました」とコメントしている。
なお、今回発表された陪審員裁判の一時中断は、民事、刑事、そして家庭裁判所での訴訟に適用されるものの、陪審員裁判ではないそのほかのすべての訴訟手続きはその多くがZOOMなどのオンラインにて行われるため、引き続き通常通り執り行われる。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ