NOAA(米海洋大気局)は、絶滅危惧種に指定されているハワイアンモンクシールに接近して写真を撮影するなどしたとして、2名の旅行者に対して$500の罰金を科したと発表した。
当局では、ルイジアナからハワイを訪れていた女性がカウアイ島でハワイアンモンクシールに嫌がらせをしている様子と、別の男性が別の島でハワイアンモンクシールに触れている様子をソーシャルメディアの動画で確認し、該当者に対して罰金を科したとしている。
ハワイアンモンクシールは絶滅危惧種に指定されており、当局では、ハワイアンモンクシールへの嫌がらせは、C級に認定される重罪であり、最高5年の懲役と$50,000の罰金が科せられる可能性があるとしている。
また、NOAA側は罰金の支払いが行われた場合には、該当者への調査を終了するとしているものの、カウアイ郡当局では、該当者は以前、州法と連邦法に違反しており、今後、訴追される可能性があるとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ