オアフ島での銃犯罪の発生率が上昇

2021.06.17

日刊ローカルニュース

HPD(ホノルル警察)の最新データで、オアフ島での銃犯罪の発生率が上昇していることが明らかになった。

今回発表されたデータによると、オアフ島では2017年より銃を使用した犯罪の発生率が上昇。2015年度にオアフ島内で起こった加重暴行事件で銃を使用した事件の発生率は全体の9%だったものの、2020年度はすでに222件の加重暴行事件が発生し、そのうち17%が銃を使用した犯罪となっており、当局では、2017年度より銃を使用した暴行事件などの発生件数が確実に増加しているとしている。

ハワイ大学の犯罪学者であるチェズニリンド氏は、ハワイ州内での銃犯罪の上昇はドラッグ関連の事件や問題の深刻化と関連があるほか、過去数年間の間に、犯罪者が武装する際に刃物やバットなどの武器から銃を携帯する率が増加していると指摘。ハワイ州は国内で最も銃による死亡事件等の発生率が低い州ではあるものの、今後、問題が深刻化する前に当局が適切な教育プログラムなどの提供を行うべきだとコメントするとともに、法執行機関がより多くの訓練を受ける機会を持てるよう、ハワイ大学に刑事司法プログラムの設立を求めている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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