ワクチンパスポートプログラムの対象を拡大

2021.06.05

日刊ローカルニュース

ハワイ州のイゲ州知事は4日(金)記者会見を行い、ワクチンパスポートプログラムの対象を拡大すると発表。州内で新型コロナウイルスワクチンを接種している場合、ハワイ州以外の米国の州からハワイへ戻る際には、陰性証明書の提示などの検疫が免除されることになる。

6月15日(火)より導入される新規制では、ハワイ州内で新型コロナウイルスワクチンを接種した人が対象で、州内でワクチンを接種したことを示すことで、カリフォルニアやニューヨークなど、米国の別の州からハワイへ戻ってくる際に必要となっていた陰性証明書や、陰性証明書がない場合に求められていた到着後の自主隔離が免除となる。

このほかイゲ知事は、6月15日(火)より他島間の移動の規制の撤廃も発表。州民であれば、他島間を移動する際には陰性証明書の提示などの検疫措置が免除となる。

またイゲ知事は、ハワイ州内でのワクチン接種率が60%以上に達した後には、ハワイ州内でワクチン接種を受けた人のみを対象しているワクチンパスポートプログラムの対象を、ハワイ州以外の州でワクチンを接種した人に拡大するほか、州のワクチン接種率が70%以上となった後には、すべての検疫措置を撤廃するほか、マスク着用規定など規制の撤廃や緩和なども検討中であるとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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