ハワイ州検事総長の特別捜査官らが30日(金)、ハワイ州内にある10の宿泊施設で隔離違反者の取り締まりを実施した。
当局側は今回の隔離違反者取り締まりについて、検疫対象者に対する警告のほか、すべての違反者の取締りが困難であっても、住民を守るためにできることをしていることを住民に伝えるために必要なアクションであったとの声明を発表している。
ハワイ州では現在、ハワイ到着時に渡航72時間以内に受けた新型コロナウイルスの陰性証明書を提示できない場合、到着後に10日間の自主隔離を行う必要があり、違反者に対しては、逮捕や罰金の支払いなどの罰則が定められている。
州当局では、2020年8月より隔離違反者の取り締まりを実施。これまでに55名の隔離違反者が逮捕されている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ