知事がマスク着用規定の変更はなしと発言

2021.04.30

日刊ローカルニュース

ハワイ州のイゲ知事は29日(木)、ハワイ州で実施中のマスク着用義務について、今後しばらくの期間は現状維持で変更をする予定はないと発言している。

CDC(米疾病予防センター)と米政府は、新型コロナウイルスワクチンの接種を完了している場合は、混雑するイベントを除いて、屋外ではマスクを着けなくてもよいとする新たな指針を発表しているものの、イゲ知事は「ワクチンを接種していない人が接種している人と比較して行動が制限されるようなことになるのは好ましくありません。ワクチンを接種しているか否かを判断するのも難しく、ハワイ州ではワクチン接種の有無にかかわらず、引き続き公共の場でのマスク着用は必要と考えています」とコメントしている。

イゲ知事は「ハワイ州は過去7日間で、全米でももっとも感染者数が少ない州のひとつとなっており、感染者数が抑えられているのはマスクの着用が効果を発揮している一因であると信じています」とコメント。市民に対し、屋内でのマスク着用と、屋外で他者との距離が近い場合はマスクを着用するとしている現在のガイドラインを引き続き順守してもらいたいとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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