オアフ島ホノルル中心部で利用されている自転車シェアプログラム「Biki」を展開している非営利団体のバイクシェアハワイは27日(火)、財政支援が受けられない場合、今後3カ月の間に同プログラムが閉鎖する可能性があると発表。同プログラムに登録している約44,000名に対し、プログラムの継続を求める嘆願書を市当局に送ってほしいと呼びかけるEメールを送信している。
バイクシェアハワイの事務局長は「Bikiはかつて全米で6番めに利用率が高いバイクシェアプログラムでしたが、新型コロナウイルスのパンデミックによって利用者が激減。人員削減なども行いましたが、以前と同じ24時間体制での対応などを継続するため、支出額は変わらないものの、利用者が減少したことで収益は半減し、プログラムの継続が厳しい状況となっています」とコメント。利用者に対し、同プログラムが継続できるようサポートしてほしいとしている。
バイクシェアハワイでは、経費削減のためにオアフ島内にある135のBikiステーションのうちすでに7つのステーションを撤去するなどの対策を取っているもの、非常に厳しい経営状態が続いているとしている。
参考:KITV4