ホノルル市のブランジアーディ市長は7日（水）、オアフ島で導入されている経済活動再開のための4段階システムについて、今後4週間は現在の第3段階を継続すると発表した。

ホノルル市では、新型コロナウイルスの新規感染者数の増加が続き、前市長の在任中より導入されている経済活動再開のための4段階システムの規定下では、8日（木）より、規制が厳しい第2段階への変更する可能性が浮上していたものの、今回、州知事の承認を受け、4週間限定で経済活動第3段階のままとなることが決定している。

なお、現時点で、オアフ島での7日間の平均新規感染者数は58名で、陽性率は2%となっており、ブランジアーディ市長は「今後4週間は、現在の第3段階を継続できるかどうか、または一歩後退することを余儀なくされるかどうかを判断する上で重要な期間となります」とコメントするとともに、島内でのワクチン接種率は増加しており、現行の経済活動再開システムの規定は厳しすぎるため、見直しが必要であるとの見解を示している。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ