春休みなどで州外からの訪問者が増加していることに伴い、州内ではレンタカーの供給量が不足。レンタカー代が高騰していることが明らかになった。
旅行関連のウエブサイトでは、29日(月)の時点で、今週、ホノルル市で借りることができるレンタカーの在庫がほとんどない状態となっているほか、借りることができる場合でも、バンの利用料金が1日あたり$500、コンバーチブル車の場合は1日あたりの利用料金が$1,000以上となっているほか、マウイ島では、もっとも安価なレンタカーは1日あたりの利用料金が$722のトヨタ社のカムリとなっている。
ハワイ大学マノア校の旅行産業管理学部教授はレンタカーの在庫不足について、新型コロナウイルスのパンデミック発生後、レンタカー会社はすべての車両を保管する場所がなく、多くの車両を売却する必要があったほか、観光の再開時期やワクチンの承認時期など、不明点が多すぎたため、レンタカー会社も事前準備ができなかったのではないかとコメントしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ