UH（ハワイ大学）当局は18日（木）、2021年度の秋学期に行われるいくつかの授業が引き続きオンラインでの遠隔授業となり、大学での完全対面式授業の開始時期は2022年春学期以降となる見込みであると発表した。

UHのデービット・ラスナー学長は「2021年の秋学期は、2022年の春学期にほぼすべてのクラスが対面式となるための移行期間となります」とコメント。2021年の秋学期には、対面式の授業も提供されるものの、引き続きオンラインによる遠隔でのクラスも行われるとしている。

このほかラスナー学長は、学校職員や生徒の新型コロナウイルスワクチン接種について、ほぼ全員の学校関係者は新型コロナワクチンの接種対象者となっているものの、学生の安全などを考え、接種に関しては慎重に検討を続けていると発言。すべての学生がワクチン接種を受けることになるか否かは、保健局やCDC（米疾病予防管理センター）が発表するガイドラインに沿って決定することになるとしている。

なお、現時点で2021年の秋学期にどのクラスが対面式となり、どのクラスがオンラインでの遠隔授業になるかの詳細は発表されていないものの、大学側は、来月の授業の履修登録開始までには授業の詳細等について発表する必要がある。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ