ハワイ州保健局は16日(火)、州内での新型コロナワクチンの人種別の接種率を初めて発表。ネイティブハワイアンや太平洋諸島系の人々などの接種率が低いことが明らかになった。
当局では、人種別でのワクチン接種率を発表した理由について、どのグループが予防接種を受けているかなどを可視化することで、サービスの行き届いていないコミュニティがより多くの助けを得ることができるようにするためと説明している。
今回発表されたデータによると、アジア系のグループのワクチン接種率は25%、白人系は19%で、ネイティブハワイアン系と太平洋諸島系の人々は9%となっており、サラ・ケンブル博士は、ネイティブハワイアン系と太平洋諸島系の人々は、新型コロナウイルスの羅漢率、入院率、そして死亡率がほかの人種と比較しても高く、より多くの人々にワクチンを接種できるようにする必要があるとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ