マウイ島でダムの水が氾濫

2021.03.09

日刊ローカルニュース

マウイ島では8日(月)、豪雨によって島東部にあるカウパカルア・ダムの貯水量が規定値を超え氾濫。ダム周辺に住む住民に対し、避難勧告が発令される事態となった。

当局によると、カウパカルア・ダム周辺には約7,000人が居住し、そのうち約30%にあたる人々がダムの下流地域に居住しており、8日(月)には、カウパカルアダム周辺とカウパカルアロードの海側に住む住民に対して、避難勧告を発令。9日(火)の午前中の時点で、ハイク地区にある数件の家屋が氾濫した水による洪水によって損傷または壊滅するなどの被害が確認されたとしている。

今回、水が氾濫したカウパカルア・ダムは、1885年に建設されたマウイ島でもっとも古い農業ダムのひとつで、マウイ郡のビクトリーノ郡長は「大雨によってダムの水が氾濫する事態となったものの、現時点でダムの構造には問題なく、ダムが決壊したわけではないです」とし、今後、大雨によってふたたびダムの水位があがって氾濫する可能性もあるため、住民に対し、警戒を怠らず過ごしてもらいたいと呼びかけている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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