ホノルル市のブランジアーディ市長は12日(金)、ホノルル市で導入されている新型コロナ感染拡大防止のために設定されている「経済活動再開のための4段階システム」に関し、3月半ばまでは現状維持のままで進めるとの見解を明らかにした。
ブランジアーディ市長は、市民からの規制緩和に対する要望の高まりなどを受け、市の経済活動再開のための4段階システムの要素の再考を行うとしていたものの、12日(金)に、先週末のスーパーボウルや15日(月)の祝日など、人の集まる機会が増えて感染者数が今後上昇する可能性もあるため、早急に規制緩和に踏み切ることは得策ではないとの決断に至ったとしている。
オアフ島は、昨年の10月半ばより経済活動再開の第2段階にあり、1テーブルにつき5名まで同一世帯でない者同士でのレストランでの店内飲食や、ジムやフィットネスの施設はの利用率を25%までにするなどの制限が設けられているものの、バーやクラブの営業はできないほか、グループでのスポーツ競技の開催なども制限されている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ