ホノルルの米国税関国境警備局は、マレーシアからハワイへ郵送された荷物の中から、米国への持ち込みが制限されている絶滅危惧植物を押収したと発表した。
今回、当局によって押収されたのは、米国への持ち込みの際には特別な許可が必要となっているマレーシアなどの周辺地域のみに生息しているウツボカズラ科の食虫植物9株とアルミホイルに包まれた種子などで、当局関係者は、荷物の梱包状況などから、米国へ持ち込んで繁殖させることを意図していたと思われるとしている。
なお、今回押収された絶滅危惧植物は、米国農務省に引き渡されて処分されることとなる。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ