ダウンタウンにある防犯カメラの多くが故障中

2021.01.21

日刊ローカルニュース

オアフ島ダウンタウンの街角に設置してある防犯カメラの大半が、故障中で作動していないことが明らかになった。

ホノルル警察によると、ダウンタウンの防犯カメラシステムは23年前から運用されているもので、現在、26台ある防犯カメラのうち、20台が作動しておらず、カメラもその設備も旧式すぎて部品を交換して再稼働させることはできず、新システムへの移行には約20万ドルの経費が必要になるとしている。

チャイナタウン地区を代表するホノルル評議員のキャロル・フクナガ氏は、チャイナタウンなどはホームレスや薬物使用者などが多いコミュニティとなってしまい、市民の安全確保のためにも新しい防犯カメラが必要であると主張。最新式で効率的な防犯カメラシステムを導入することで、犯罪防止にもなるだろうとしている。

ただし、防犯カメラについて、ホノルル警察署ではカメラの映像などをチェックしてはいるものの、カメラの映像を常時監視する担当者はおらず、関係者は当局に対し、カメラの映像を監視する係員などを割り当ててほしいとしている。

なお、ホノルル市は昨年、チャイナタウンの防犯カメラシステムが、2019年にワイキキに設置されたカメラシステムと同等なもので、最終的にシステムをアップグレードするための資金を提供。この時に提供されている資金の使用期限は2022年6月までとなっており、フクナガ氏はホノルル警察や地域メンバーなどと、新たなカメラを今と同じ場所に設置するか、別の場所に設置するかなど、現在、話し合いを続けているとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

キーワードから探す
ジャンルから探す
島・エリアから探す
島・エリア
CLOSE
CLOSE
お店を探す
ジャンルから探す
島・エリアから探す
目的別一覧ページ
はじめての方へ
CLOSE
CLOSE
page top